リノベーションと建て替えの違いって?メリットとデメリットも比較!
2023/08/08
時間の経過とともに起こる劣化や家族構成の変化によって、マイホームの修繕が必要になることもあります。
そんなときにリノベーションをするのか、建て替えるべきか迷う人も多いでしょう。
ここではリノベーションと建て替えの違いや、両者を比較してメリット・デメリット、向き不向きを紹介しています。
この記事を読めば、ご自身がリノベーションを行うべきなのか、建て替えを行うべきなのかがわかります。ぜひ参考にしてください。
リノベーションと建て替えの違い
■ リノベーションとは
リノベーションとは中古物件など既に建っている家の柱や基礎の部分は残したまま、部分的に改修することをいいます。
水廻りや屋根、外壁だけといった部分的なものから、内部の間取りを解体して柱や梁を露出させた状態から間取りを考え直したり、増築を行うといった大規模なものまで含みます。
【リノベーションのメリット】
- 工事期間が短縮できる
- 工事を行う範囲を自分の予算と好みにあわせて取捨選択できる
- コストが安い
- 税金の軽減ができる
- 理想の間取りにできないことがある
- 劣化が激しいと補修費用が高くなる
リノベーションにかかる費用は、どの程度どのような規模の工事を行うかによって異なります。費用の相場は、間取り変更や耐震補強、増築など大規模なリフォームを行った場合、1,000万円~2,000万円程度かかることもあります。部分的なリフォームであれば200~300万円で収まることもあります。
■ 建て替えとは
建て替えとは中古物件など既に建っている家を解体し、地盤面・基礎部分から新しく建て替えることをいいます。建て替えができない物件もあるため、建て替えを検討している場合は事前に確認が必要です。
【建て替えのメリット】
- リノベーションより制約が少なく、理想の間取りを作れる事が多い
- 予算があれば、高性能の耐震・断熱性能にすることができる
- 地盤面に問題があっても対応可能なことが多い
- リフォーム・リノベーションと比較して費用が高額になりやすい
- 地盤面に問題があるときは対応できないことがある
- 納税額が多くなる税項目がある
リノベーションと建て替えの特徴を比較
コストや工期をカットしたい場合は、リノベーションの方が最適といえるでしょう。とはいえ、コストや工期がかかってでも建て替えの方がいいケースももちろんあるため、慎重に検討することをオススメします。
リノベーションか建て替えか迷ったときは?

■ 築年数
一般的に、リノベーションを検討し始めるのは築20年頃から、建て替えを検討するのは築30年頃だと言われています。
もちろん築20年なのに基礎部分がガタガタになっていたり、シロアリのトラブルがある住宅もあれば、築30年でもまだまだしっかりしている建物もあるでしょう。築年数はあくまでも目安です。
とはいえ、素人の目で基礎の状態の良し悪しの判断は難しいのも事実です。そのため、住宅の基礎の状態を建築士などの専門家に診てもらうのも一つの方法です。工務店やハウスメーカーのうち、リノベーション工事を得意にしている会社は、このような専門のスタッフがいることが多いので、一度問い合わせてみましょう。
■ 耐震基準
日本は災害大国で、いつ地震などの被災者になるかは分かりません。誰でも被災者となる可能性はあるため、住宅の耐震性も重視した方がいいかもしれません。
特に1981年以前に建てられた建物は旧耐震基準になっているため、最新の耐震基準と比べると弱いといえます。
耐震工事を考える場合は、大掛かりな工事となり費用もそれなりに高額になるため、いっそのこと建て替えを視野に入れてみてもいいでしょう。
■ 予算・コスト
リフォームか建て替えかで迷う理由の一つは、コスト面も大きいでしょう。
一般的にはリノベーションの方が建て替えよりもコストが抑えられる傾向にあります。建て替えの場合は税金や確認申請等の諸費用など工事以外に必要な費用が発生するためです。
とはいえ、リノベーションで増築したり、リフォーム方法や建築物によっては、思ったよりも費用がかさむこともあるでしょう。
まずは改修したい部分を明確にしたうえで、建て替えとリノベーションで見積もりを取り、比較することをオススメします。
■ 家族構成
リノベーションか建て替えかを迷った場合、家族構成についても考えてみるといいでしょう。
将来的には増築も考慮して、二世帯住宅にして部屋数を増やしたほうがいいのか、今後子どもたちに住宅を相続する可能性があるのかなど、先々のことも想定しておくといいでしょう。
二世帯住宅や将来的に子ども達が引き継ぐのであれば、コストがかかっても長期優良住宅の枠組みがある建て替えの方が、家を子どもや孫に渡しやすいです。引き継ぐ予定がないのであれば、コストが低いリノベーションを採用するなど、家族の意見を取り入れながら、慎重に方向性を定めていくといいでしょう。
■ 工法
実はお住まいの工法によって、リノベーションの自由度が異なります。お住まいの工法は物件情報の中に記載されています。在来工法であれば比較的簡単に間取りの変更は可能ですが、軽量鉄骨・重量鉄骨・2×4・コンクリート構造の工法であれば部屋を拡大したり、窓を大きくするということは難しいです。工法によっても希望の改修ができるかは異なるため、おのずと選択肢が限られることもあります。
まず希望のリノベーションができる工法で作られた物件であるかを、確認しておきましょう。
リノベーションが向いている場合
リノベーションは以下のケースに向いています。
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リノベーションは、コストを抑えながら小規模な工事を行う場合にオススメです。部分的に改修するのであればリフォーム・リノベーションで十分でしょう。ただし増築したり、シロアリなどが原因で基礎部分から建て直す必要がある場合は、一部分だけであっても建て替えと費用があまり変わらない場合もあるため、見積もりをとって比較することをオススメします。
建て替えが向いている場合
建て替えは以下のケースに向いています。
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建て替えは長期的なスパンで見たときに大規模な修繕が必要な場合に向いています。
家族と話し合い、ライフプランを考えながら決定するといいでしょう。
ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ!