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父が創業した工務店で注文住宅を開始

父が昭和44年に創業した森工務店に入社したのは、私が40代半ばの時でした。それ以前は、ゼネコンや、自分で設立した一級建築士事務所で働いていました。

私が入社した当時、当社は建売住宅が中心でした。しかし、父と話し合い、注文住宅の受注を開始。立地が重視される建売住宅に比べると、注文住宅は家自体の良さが問われます。建売住宅を扱ってきた時とは、違う大変さがありました。

しかし、当社にいらしたお客様からのご要望に、「できない」とは決して言わずに対応してきました。

お客様からいただいたさまざまなご要望に応えられたのは、ゼネコンなどで鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物に携わった経験があったからでしょう。やがて注文住宅を事業の柱としつつ、リフォームやリノベーションも手掛けるようになりました。

おかげさまで、「森さんのところに頼んでよかった」という声を多くいただき、お客様から知り合いをご紹介いただくケースも増えております。

大切なのは、家を建てて幸せになること

当社が大切にしているのは、「家を建てて幸せになる」ことです。いくらいい家を建てたとしても、その後ローン返済で苦しんだり、老後の資金がなくなってしまったりしてはいけません。家がお客様のすべてになってはいけないと思っています。

ですから、当社にご相談に来られたお客様には、ライフプランシミュレーションをしていただいています。

これは、これから先、どんなライフイベントにどのくらいお金がかかるのか、収入の目途建てていただきたいと考えています。
また、必ずしも「高い家=いい家」とは限りません。私が考えるいい家は、断熱と耐震を重視した家です。

冬は暖かく、夏は涼しい。
そして地震が来ても、安心できる家。

暮らしていて幸せを感じる家とは、こうした家ではないでしょうか。

もちろん、断熱に力を入れると、その分コストは上がります。ただ、家はイニシャルコストだけではなく、ランニングコストも考えなければなりません。断熱性能を高めた家にすれば、光熱費も変わります。その家に何十年も住むと考えると、大きな差になります。家を建てる時は、長い目で見ることも大事でしょう。

私は断熱や耐震をおろそかにするような家は建てられません。ここは当社の譲れないところです。

「信頼こそ命」をモットーに

当社は地域密着の少人数の工務店です。「信頼こそ命」と思い、お客様からの質問一つひとつに丁寧に答えるように心がけています。お客様から質問をされて、わからないからといって適当に答えるような営業や職人はいません。

社員が少ない分、小回りもききます。打ち合わせの際は社長である私もできるだけ同席し、伝達ミスなどがないように気を付けています。一気通貫で社員がお客様に対応できるのも、少人数の会社だからこそです。

お客様の中には、家を建ててから20年以上経って、リフォームを依頼してくださる方もいます。お客様とこうしてつながっているのはうれしいですね。

「家を建てたい」と考えているお客様の中には、何から始めたらよいのかわからない方もいるでしょう。工務店任せにするのではなく、お客様にもしっかり勉強してほしい。その思いから、当社ではお客様に向けた勉強会も行っています。

この勉強会では、土地や建物、費用などさまざまなことをお伝えします。勉強会に参加したからといって、当社に依頼しなければならないわけではありません。
まずはお客様が一歩踏み出すお手伝いをさせてください。

多くのお客様にとって、家を建てるのは一生に一回でしょう。

お客様が家を建てた後も幸せに暮らせるように、社員一同いい家づくりに努めて参りたいと思っております。