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家が完成した後のお客様の笑顔を見るのがうれしい

私は高校卒業後、建築から土木までオールマイティに扱う建築会社に6年ほど勤めました。その後、2017年に森工務店に入社。現在は主に現場監督をしています。

現場監督は、建築現場で職人さんに指示を出したり工期を管理したりする仕事。施主の困りごとや相談に、現場で対応する仕事でもあります。家づくりに最初から最後まで携われる仕事なので、とても楽しくやりがいがありますね。

もちろん、天気が悪く、なかなか予定どおりに工事が進まないなど大変な面もあります。そんな時は、いかに今後うまく進めていくかを考えながら工夫をしています。

仕事をする時は「自分さえ良ければいい」と考えるのではなく、「どうしたらお客様に満足してもらえるか」を大事にしています。自分だけが心がけるだけではなく、常日頃、一緒に働く職人さんにもそう伝えています。

仕事中にお客様から「お疲れ様です」「ありがとうございます」と一言でも言ってもらえると、とてもうれしいですね。家が完成した時に、お客様の笑顔を見ると、満足した気持ちになります。

当社では、家を建てた後も1年後、3年後、10年後と定期点検をしています。その時にお客様から「使い勝手が良くて満足しています」など声を掛けてもらえると、うれしくなります。

今後は、今まで以上にお客様とお話しする機会をつくり出していきたいですね。そして、もっとお客様の声を聞き、それを現場に伝えて、施工に活かしていきたいと考えています。

注文住宅は、生活スタイルや趣味に合わせられる

注文住宅の一番の良さは、イチから自分好みの家を建てられる点です。

建売住宅や中古住宅の場合、その家に自分たちの生活を合わせて暮らしていかなければなりません。しかし、注文住宅はお客様の生活スタイルや趣味に家の方を合わせることが可能です。

たとえば、工作が趣味のお客様からご相談を受け、部屋の一角に仕切りをつくり、一人で黙々と工作ができるスペースをつくった例もあります。読書が趣味のお客様のために、作り付けの本棚がある部屋を設けたこともあります。

お客様の要望一つひとつに合わせた家を建てられるのは、お金には代えられない良さでしょう。

もちろん、お客様はいろいろなご要望を持っており、その中には設計の都合上、「できること」と「できないこと」もあります。ご要望を100パーセント叶えられない場合も出てきます。

でも、まずはお客様が今後どんな生活を送りたいかを、一番に考えてください。
そして、旦那様、奥様それぞれのご要望を聞かせてください。

私たちはプロとして、優先順位をつけて、一番良いものをご提案します。

お客様には妥協する点を間違えないでほしい

お客様にお伝えしたいのは、妥協する点を間違えないことです。

家は寝泊りする場所です。今だけではなく、住み始めた後も考えてください。その家に30年以上住む方もいらっしゃるでしょう。ですから、家の外観よりも中身を大切にしてください。

建売住宅や中古住宅の場合、すでに住宅が完成しているため、どのような建材が使われているのかは見ることができません。当社では、打ち合わせの際に「この断熱材を使う予定ですよ」とお客様に見せられるので、納得したうえで発注いただくことができます。

また、今後、脱炭素社会を実現するために、国が住宅に対して求める基準も変わっていくでしょう。当社ではそうした変化を見ながら、お客様に住宅を提案するよう心掛けています。

当社は、現場監督が3人と小規模な会社です。だからこそ、みんなで協力しながら、お互いに意見を出し合いながら、お客様のご要望にお応えすることができます。これからも、みんなで力を合わせて、お客様に最善の方法を提案していきたいと思っています。